以前の記事、
『RFIDって、スマホがあれば使えるの?その②』では、
「スマホでのRFIDの使用目的と、作業現場でのRFIDの使用目的が全く違うため、現場作業などの業務ではスマホはRFIDリーダとして使うには向いていない」
とお伝えしました。
でも、本当にRFIDリーダとしてスマホが適した現場は存在しないのでしょうか?
ではどういった現場なら、スマホをRFIDリーダとして便利に使えるといえるのか?
今回はそれを具体的にご紹介します。
この場合は、スマホのRFID読取機能を活用すれば、新たにRFIDリーダを購入する必要がなくなります。
RFIDリーダの専用機とは使い勝手は異なりますが、リーダを新規購入しなくて済むという点で大きなメリットがあるといえます。
スマホの大きな特長は4G/5Gの通信回線を備えていること。※SIM無し端末は除く
WiFiやLANなどのネットワークが整備されていない場所でも、スマホの4G/5Gの通信回線を使用してクラウドサーバにアクセスすることが可能です。
これにより、リアルタイムでサーバ上のデータと照合したり、データを即座にアップロードしたりすることが可能になります。
さらに、作業現場が屋外なら、バーコードやQRコードよりもRFIDが向いている理由をご紹介!
RFIDの特長のひとつ、表面が汚れていても読み取り可能なこと。
バーコードやQRコードは、コード部分が汚れてはっきり見えないと読めなくなりますが、RFIDは電磁誘導で情報を取得するので、表面の汚れは問題ありません。
防水や耐候性のあるタグもあるので設置場所に適したものを選べばよいでしょう!
そして、RFIDのもう一つの大きな特長、ユニークIDを備えているため改ざんリスクが低いこと。
屋外で利用する場合、設置箇所を監視をすることは難しいのが現状です。
RFIDは、バーコードやQRコードに比べ改ざんリスクが低い点でも、屋外設置に向いているといえるでしょう。
さあ、皆様の現場はいかがでしょうか?
条件が合えば、RFIDをスマホを使って活用できる現場もありそうです。
是非一度、ご相談ください!