1年程前からマクドナルドの番号札が進化してるのはご存知でしょうか?
注文した後、出来上がったものを店員さんが席まで持ってきてくれる際の番号札。
持ってきてくれる店員さんが見つけやすいように、目立つ位置に座っておかなきゃって思ってる方、おそらく多いのではないでしょうか?
実は、マクドナルドでは、店員さんが歩き回って見つけてくれるだけじゃないんです。
なんと、導入されつつある新しい番号札にはビーコンが内蔵されていて、番号札が「今どのエリアの辺りにあるか」わかるようになっています。
なので、店員さんはそのエリアまで来て、そこから番号札を探せばいいだけ!
2階や3階に客席がある店舗だと、どちらの階にいるのかわかるだけでも随分探す時間が短縮できそうです。
このように、近くまで行きさえすれば、番号札を探す手間は随分簡略化され効率アップにつながります。
このように、正確な位置把握ではなくても「ざっくりこの辺」がわかる位置管理で十分効率アップにつながることって意外と多いのではないでしょうか?
位置管理や位置把握といえば、まずはGPSをを思い浮かべる方が多いと思います。
GPSはスマートフォン等に組み込まれていて、家族の居場所をお知らせしてくれたりしますよね。
「今どこにいる(ある)」かをお知らせする位置管理は、
一般的に「いかに正確に位置を知らせるか」に重点が置かれ、位置の精度の高さをアピールする仕組みが多くあります。
確かに、迷子や徘徊の位置管理だったら、今どこにいるか正確に知りたいですよね。
ですが、それほど「精度が高くない位置管理」も実は使えることって意外と多そうです。
例えば、物流現場や製造現場において、
・倉庫でカゴ車でモノを運んで使用した後、倉庫のどこに置かれているのかを把握したい
・倉庫に保管される使用頻度の少ない大きな資材が、今どこに置かれているのか把握したい
といったお悩みがあるようです。
カゴ車や資材などの大きなモノは、近くまで行けば視界に入ってきます。
ピンポイントの位置がわからなくても、ざっくりどの辺りにあるかわかりさえすれば、所在管理として十分事足りるといえそうです。
こんな場合、ビーコンを活用した所在管理システムで、「探してるモノ」がざっくりどの辺りにあるか把握することが可能です。
ビーコン以外にも、GPSやRFIDタグを活用するなど、位置(所在)管理の方法は様々です。
皆様の現場に合った位置管理システムを導入してみませんか?