工場や倉庫、オフィスなど普段の仕事中に「何かを探してる」ことって意外に多くないですか?
工場であれば工具を探したり、倉庫であれば部品や商品を探したり、
またオフィスであっても、打合せや来客用の会議室や会議スペースを探したり、
そして、職場でもその他でも人が集まるところに共通するのはトイレの空きを探したり。
これらの「何か探してる」時間は、実はかなりの「ムダ」な時間、単なるタイムロスといえます。
今回は弊社のセンシング技術を活用し、オフィス内での「探す手間」を減らすアイデアをご紹介します!
最近のオフィスの傾向は、あまり仕切りがないオープンスペースにデスクや会議スペースが配置されることが増えています。
会議スペースの多くは、簡易なパーティションや衝立等で仕切られちょっとした閉鎖空間となります。
この場合、スペース内の様子は周りからは見えなくなることが多いため、会議スペースの使用状態は、近くまで行って確認しないとわからないことが多いのです。
人の様子は見えなくても、その場所が使用中かどうかを離れたところでも認識できれば、「近くまで行って確認する手間」「使用中だった場合他の場所を探しに行く手間」を減らすことが可能です。
会議スペースに赤外線等の人感センサを設置。
椅子に着座すると、人感センサが検知して「今、使用中」のお知らせランプが点灯します。
お知らせランプは、遠くからでも見える位置に設置することで、近くまで行かなくても使用中かどうかを確認可能です。
最近多くなってきたフリーアドレスのオフィス。
その日の作業内容などで席を自由の変えられるのが特徴です。
大きなテーブルに多数の人が使用する席や、デスクの両端がパーティションで仕切られた個別スペースのような席もあります。
個別スペースの席は、各自の空間が保たれたスペースのため、周りからあまり見えない席が多く、使用状況が見えにくいことが多いようです。
この場合も、着座すると人感センサが検知して「使用中」のお知らせランプを点灯させ、離れた場所でも使用中かどうかを目視可能にします。
離れた場所から確認できるだけではなく、会議スペースの空き状況をスマホなどで見られるようにしたり、会議スペースや席の予約システムと連携させたりすることも可能です。
現在の利用状況や予約状況をサイネージに表示させれば、例えば階が違う会議スペースやトイレなどの空き状況が、その階まで行かずとも一目で把握できるため、ムダ足をふむこともありません。
各自が端末を立ち上げる手間がなくなるので、利用者の多い場所に適しています。
使用状況を検知するので、どの場所が混みあっているか、人が多いか、などをお知らせすることも可能です。
また、使用状況のデータから、適正な会議スペースの数などを把握し改善に活用いただけます。
今回は、赤外線等の人感センサを用いた活用例をご紹介しました。
センシング技術は、これ以外に様々なタイプがあります。
例えば、トイレの空き状況であれば、赤外線等のセンサでなくとも、扉の開閉をマグネット式のセンサで検知して個室の使用状況を把握することも可能です。
お客様の利用シーンに合った技術を弊社がご紹介します。
是非ご相談ください!