RFIDタグやウェアラブル端末などを活用して「手ぶらで作業(= ウェアラブル&ハンズフリー)」を行うことで、ミスの防止や作業効率のアップなど作業現場をカイゼンする手法。
第2弾は、ウェアラブルマイクの活用事例をご紹介します。
製品検査、品質検査 など
・検査結果の記録に、時間と手間がかかる
・検査結果の転記ミスが多い
・作業員の判断ミスにより、検査の合否判定に間違いが生じることがある
作業者は、マイク兼スピーカー(イヤホン)のウェアラブルマイクを装着。
検査内容の指示は、音声でガイダンス。
作業者はガイダンスをもとに、作業を行い、検査の結果を発話します。
発話された内容は、データとしてExcelファイルに記録され、同時に合否判定も行います。
「検査作業」は、検査結果をペンで紙に記入し、後から検査記録票に転記したり、システムに入力したり、といったことが多くの現場で行われています。
この際、転記ミスや入力ミスといった、人的エラーが発生しています。
また「検査作業」により、検査の合否判定を行いますが、作業員の判断ミスや思い込みにより、検査基準に満たない製品が誤って合格になる、といったエラーも発生しています。