以前の記事で『ウェアラブルRFIDリーダ「TECCO」と音声認識を活用した「ゴビボイス」で完全ハンズフリ―ピッキング』をご紹介をしました。
⇒ RFIDリーダ + 音声認識で、超便利ハンズフリーピッキング!
これは、品番チェックは「TECCO」で行い、個数チェックは「音声」で行うというもの。個数を「復唱する」ことでダブルチェックが可能になります。
そして今回は、展示会等でご紹介する機会の増えている、音声のみで実施するピッキングのご紹介。
音声認識システムを活用したゴビボイスで実現する『音声だけで完全ハンズフリーピッキング!』をご紹介します。
作業者は、ウェアラブルマイク&スピーカーを装着してピッキングを行います。
作業指示(ネジAを6個取ってください)は耳で聞き(音声ガイダンス)、
作業者は「ネジA」と復唱します。システムは復唱内容を音声認識して、間違いないかをチェックします。
指示通りの個数を取ったか(ちゃんと6個取った)も「6個」と復唱します。
システムはその内容を音声認識して、間違いないかをチェックします。
もし紙ベースでの作業なら、アイテム名欄にチェック、個数欄もチェックを書き込んでいたことを、発話で行うイメージです。
紙ベースのピッキング作業はペンを持って書き込んだり、端末を使ったピッキング作業では端末に入力したりという作業が発生します。
この際、どうしてもピッキング作業の手が止まることになりますが、発話による入力なら、手が止まることなくピッキングが続けられるので、効率アップにつながります。
また、ガイダンスで作業指示を聞くので、指示書をいちいち見る必要がなくアイズフリーも実現できます。
アイテム名や個数を復唱することは、ダブルチェックの効果が期待できます。
復唱することで「意識的」に確認を促します。また、復唱内容をシステムがチェックすることで、作業者の思い込みによるミスを防ぐことができます。
「ゴビボイス」はExcelベースのシステム。
ピッキングリストのひな形はExcelで自由に作成可能です。
これまでと同じフォーマットをExcelで作成すれば、
使い慣れたフォーマットを継続できるので、実際に作業する側の導入ハードルが下がるのもメリットのひとつです。
「ゴビボイス」は音声コマンドを設定して使用します。
予め、この作業で使用する音声を登録しておくことで、音声認識の誤認識を格段に減らすことが可能です。
また、現場特有の呼び名や略称等も、予め登録しておくことでご使用いただけます。
この音声コマンドの設定により、よりスムーズな作業を実現しています!
「うちでも使えるかな?」「うちも使ってみようかな?」と思ったら、是非一度ご相談ください!