前回まで、ビーコンや人感センサを活用して、ヒトやモノの大体の位置がわかる「ざっくり位置把握」や、エリア内にいる大体の人数がわかる「ざっくり空き状況把握」を行うシステムを、いくつかご紹介してきました!
今回は「ざっくり」ではなく、RFIDタグを活用した「ピンポイント位置検知」のシステムをご紹介!
位置検知といえば、屋外ではGPSによる位置検知が一般的ですが、GPSを受信できない屋内ではビーコンが多く使用されています。ですが、どちらも高精度な位置検知は難しいのが現状です。
また、UWBなど高精度な位置検知システムもありますが、多数のアンテナ設置など大掛かりな工事が必要でコストの面でも導入ハードルが高くなりがちです。
『Flatnavi(フラットナビ)』は、RFIDタグを床面に設置して、今いるその場所のピンポイントの情報を取得する、高精度な位置情報システム。
RFIDタグを、ロケーションを特定するマーカーとして使用するのが特徴です。
タグを床面に敷設するだけなので、電源や配線工事など不要でカンタン設置!
比較的安価にロケーション把握が可能なシステムを実現します。
※特許第6255618号
カートピッキングの場合、カートを押しながら広い施設内を移動し、該当する棚や間口から指示されたモノをピッキングします。
出来るだけ行ったり来たりすることなく、ムダのない動線でピッキングすることが重要。
現状では、棚に設置するデジタル表示器や、ゲート式表示器など、該当箇所を知らせるソリューションが存在しますが、導入には配線工事が必要で大掛かりになりがちです。
その場所で必要な作業がわかるので、行ったり来たりのムダな動きが減り効率アップ!
必要な作業のみが表示されるので、作業ミスを削減します!
作業リストを、作業ルート順に予め並び変える必要もありません!
その場所で必要な作業が表示されるので、作業漏れや作業ミス削減!
RFIDタグを床面設置するだけなので電源や配線工事も不要!
既存の設備を活用しつつ、比較的安価にロケーション把握による作業効率を上げることが可能です。
カート以外にも、人が足にウェアラブルRFIDリーダを装着して使用することで、今現在の居場所を数十センチの精度で位置検知が可能です。
駅のホームや段差の予告など、視覚障害者の方の歩行や移動の支援ツールとして活用いただけます。
また、高齢者の方や子供の見守りツールとしても利用可能です。
床面に設置する以外にも、フラットナビは平面であれば設置が可能です。
平面であれば壁や天井にも設置可能。手にウェアラブルRFIDリーダを装着して、壁や天井に手を近づけると何かアクションが起きる仕組みも可能です。
フラットナビは、様々なシーンで活用いただけます。
是非一度ご相談ください!