10月10日に販売を開始した新型TECCO「TC-A02」。
前のモデルから新しくなった主なポイントは「小型化・軽量化」「アンテナ取り外し可能」「防水防塵対応」です。⇒ 詳細は「TECCO」ページへ
そして前のモデルと比較して、読み取り距離が伸びたのも主なポイントの一つ。
ではどれくらいの距離で読めるの?
読み取り距離の調節って、可能なの?
TECCOは、本体側(ハード側)で電波の強度調整は不可のため、
読み取り距離の調節はタグの大きさ(サイズ)を変えることで対応します。
今回は、アンテナ有りの場合、アンテナ無しの場合で、RFIDタグの読み取り距離がどんな風に変わるかを、5種類のタグで検証してみました!
RFIDタグとTECCOの読み取り距離は、磁界の向きも影響します。
下記の数値は、タグの向きがTECCOと並行位置の場合の読み取り距離です。
いかがでしょうか。
タグのサイズが大きい程、読み取り距離は長くなり、TECCOとタグが離れた箇所でも読み取りが可能になります。
小さいサイズのタグは読み取り距離が短くなり、TECCOとタグを近接させて使用します。
また、手甲型アンテナ無しで使用する(※1)と読み取り範囲が狭くなるため、アンテナの有り、無しで読み取り距離を調節することも可能です。
一般的に、大きいモノや広い間口には大きめのタグ、小さいモノや狭い間口には小さめのタグが適しています。
上記表の読み取り距離を参考に、使用する場所や作業に適したRFIDタグを選択することで、誤認識や読み取りミスのない作業を実現することが可能です。
また、上記以外にも様々なタイプのRFIDタグが販売されています。TECCOに対応する規格(※2)のタグであればご利用いただけますので、お客様の現場に適したタグをご選択ください。