高齢者や子供の見守りシステムが普及しつつあります。
一般的にはGPSやビーコン、カメラ、人感センサなどを使ったシステムが多いのですが、
「RFIDを活用すると、どんな『見守り』が実現できるのか」を考えてみました!
子供の見守りシステムは昨今、一部の市町単位でも導入が進んでいます。
「GPSやビーコンを活用して、子供の通学の様子を保護者が遠隔から把握できる」といったサービスが多く、主に家や学校以外の日常行動を把握するサービスです。
⇒ ICTを活用した見守りサービス!OTTADE!(オッタデ)
学校の行き帰りや近所の塾へ通う時は子供の居場所がわかって、とても安心。
外出先のショッピングモールやイベント施設、市外の公園とかでも、子供の見守りができないかな?
GPSを活用した見守りサービスは、基本的に屋外のみで建物内では利用できないことが多く、
ビーコンを活用した見守りサービスは利用地域が設定されており、学区内や普段の生活圏など設定エリアでのみ利用可能で、他の地域(場所)では利用できないことが多いようです。
でも時々しか行かないところだからこそ一時的に子供の行動を見守りたい、というご要望を、RFIDで実現する方法を考えてみました!
子供がエリア内のタグシートの上を通過すると、タグシートに登録された位置情報を取得し、
「今、○○にいます」と保護者のスマホに通知。
子供が会場エリアから出てしまったり、迷子になったりすることを未然に防ぎます。
※特許第6255618号
ピンポイントの位置情報を取得できるので、「その場所に来たら、何かが起きる!」といったアトラクションとしても利用できます。
(例えば、何か音がする、何かが表示される、何かが降ってくる、など。)
また、見守りエリアの中に「何かアクションが起きる箇所」を用意しておけば、子供たちもゲーム感覚でRFIDリーダを装着してくれるはず!
この仕組みなら、利用したい方がRFIDリーダをレンタルして、時間単位で利用が可能。
子供の足にリーダを着けて、保護者のスマホにリーダの情報を登録するだけ。
簡易的に利用ができて安心できるサービスが実現できそうです。
・日常使用より、一時使用に向いている。
・広範囲な位置把握より、限定エリアが適している。
気になった方は、是非一度ご相談ください!
次回は『その② 高齢者編』へ!