展示会などで、ウェアラブルRFIDリーダ「TECCO」を使用したピッキングのデモをご紹介しています。その際、「狭い間口だと、間違って隣のRFIDタグを読んでしまったりしないのか?」という質問をお受けします。
今回は、その点についてご説明します。
上段には少し小さめの間口、下段にはちょっと大きめの間口。
ピッキングのご相談を受けるお客様の中には、ネジ等の細かい部品(商品)を扱う現場も多く、もっと狭い間口が想定されるようです。
そこで、
こんな感じで、二つののれん(RFIDタグ)が並ぶくらいに近づけて設置してみました。
さて、「チーズ味」をピッキング。ちゃんと、認識できるのか?!
「ブルッ」とOKを示すバイブレーションと、赤のランプが点いて「チーズ」味のRFIDタグを問題なく認識しました!ということで、これくらい近づけても、誤って隣の「サラダ」のRFIDタグを読み取ってしまうことはありません。
ちなみにウェアラブルRFIDリーダ『TECCO』は、2つのRFIDタグを認識してしまうと、どちらも読まない(反応しない)という動作がデフォルト設定になっています。(※アンチコリジョン設定については、別途ご相談ください)
とはいえ、今回のテストよりもっと狭い間口の現場もあるかと思います。
そんな場合は、RFIDタグのサイズを小さくすることで、狭い間口でも対応が可能です。
のれんから透けて見える点線の箇所が今回利用のRFIDタグ。現在、市販で一番流通しており安価でもあるサイズです。
ウェアラブルRFIDリーダ『TECCO』で使用できる規格RFIDタグも、多種多様なものが出回っています。
お客さまの現場にあったRFIDタグをご使用いただくことで、様々な現場でウェアラブルRFIDリーダ『TECCO』をご利用いただけます。
是非、ご相談ください!