ウェアラブルRFIDリーダ「TECCO」は、HF帯のRFIDタグを読み取るリーダ。
導入を検討されるお客さまから、
「RFIDタグは実際にどうやって設置するの?」
「金属製の棚でも使えるの?」 ※
といったご質問をいただくことがあります。
そこで今回は、実際のピッキング現場でよく採用されているRFIDタグの設置方法をご紹介します。

のれん式とは、棚の間口部分にRFIDタグを吊り下げて設置する方法です。
「のれん」のようにタグを垂らして設置することで、タグと「TECCO」(手)の位置が近くなるため、作業者がモノを取りに手を伸ばす動作の途中で自然にタグを読み取ることができます。
(画像:のれん式設置イメージ(展示会 デモ写真))
RFIDタグを読みに行く動作が不要です。
部品を取りに行く動作でタグの読み取りを同時に行えるため、作業効率を損ないません。
RFIDタグを棚の表面から離して設置できるため、金属製ラックでも比較的導入しやすい方法です。
吊り下げる場所がない形状の棚では、取付金具や専用部材を使うなど、設置に工夫が必要です。
※アクリルケースや、ネームホルダーにタグを入れて、クリップやフックなどを組み合わせて設置される現場などもあります。

棚やコンテナにRFIDタグを直接貼り付ける方法です。
既に品番票を設置している現場では、その位置にRFIDタグを設置するケースも多く見られます。
既存のラベルや棚札をRFIDタグに置き換える、もしくは追加するので、比較的スムーズに導入できます。
タグが固定されるので、引っ掛かりや破損のリスクを抑えられます。
RFIDタグは金属の影響を受けるため、金属面へ直接貼り付けると読み取りができません。
いえいえ、設置方法次第でご利用いただけます!
金属にも設置できる「金属対応タグ」や「金属対応シート」を使うことで、金属に直接貼り付けて使用することが可能です。
ただ、汎用的なRFIDタグと比べ、値段は高めです。
金属製ラックでも、タグと金属面の間に適切な距離を確保することで使用できる場合あります。
製造業や物流現場では、金属製ラックを使用しているケースが少なくありません。
その場合、金属製ラックでも設置可能にする方法として、RFIDタグと棚の間に「スペーサー」を入れる方法があります。
例えば、
などを使用して、タグを金属面から約10mm程度離して設置します。
こうすることで金属の影響を軽減し、安定した読み取りが期待できます。
※必要な距離はタグの種類や設置環境によって異なります。

(画像:スポンジを使用した設置イメージ)
製造現場や物流倉庫では、パイプラックを採用されているケースが多くあります。
パイプラックは、パイプとジョイントを組み合わせて自由に組み立てられるため、棚だけでなく台車や作業カートなどにも幅広く利用されています。
実は、このパイプラックはRFIDタグとの相性も良好なんです。

専用パーツを活用できる!
多くのパイプラックには、
などの専用パーツが用意されています。
これらを利用することで、RFIDタグの設置が容易になります。また設置方法の自由度が高いため、現場に適した位置にタグを取り付けやすくなります。
※直貼り式の設置例のように、タグの位置を棚の内側に向けて設置なども容易です。
ここで紹介した方法は、よくある設置例です。
タグの設置位置は、それぞれの現場や作業に適した箇所に設置するのが効果的。
「ミスをなくし、手間をなくす」ために、お客様の現場環境に合わせた最適な方法をご提案いたします。
「自社の棚で使えるだろうか?」
「金属ラックでも問題ないだろうか?」
など気になることがありましたら、是非お気軽にお問い合わせください!