レジでの支払いで、
「クレジットカード、タッチで」
と言って支払うのは、今やかなり当たり前になりました。
最近では、大半の店舗のレジでクレカやスマホ決済が利用できるようになり、「ピッ」で決済が完了。
利用者としても、とても手軽に感じます。
でも、このタッチ決済、実際はどういった理由でここまで普及しているんだろう?
気になったので、少し調べてみました!
これまでの差し込み式に比べ、決済スピードが圧倒的に早くなったことは大きなポイント。
以前は、
という流れが必要でした。
一つひとつは小さな動作ですが、毎回となると意外と手間。
そんな一連の動作も、タッチ決済なら「かざすだけ」でOK。
これはカードを使う側にとって、かなり大きなメリットです。
タッチ決済によって、店舗側のレジ業務もかなりシンプルになりました。
差し込み式で発生していた、
などが減り、会計時間が短くなるだけでなく、レジ対応そのものがスムーズになります。
特に、コンビニや飲食店など、会計回数が多い店舗では、この差がかなり大きくなります。
結果として、
など、店舗運営の効率化にもつながっています。

そして、意外と大きいのがコレ!

差し込み式のカードリーダは、カードを物理的に抜き差しするため、どうしても摩耗しやすくなります。長く使うと、
などが発生しやすくなります。
一方、タッチ決済は「非接触」。物理的な接触が少ないため、
といったメリットがあります。
さらに、クレカ自体も摩耗しにくいため、カード側の不良も起こりにくくなっています。
読み取りエラーでレジが止まる、という場面も以前より減りました。

そもそも、クレジットカードを「ピッ」とかざすだけで使えてしまう、というのは、少し不安にも感じます。
「もし落としたら、誰でも使えてしまうのでは?」と思った人も多いはず。
そのため、タッチ決済には一定金額の上限が設定されていることが多く、被害を最小限に抑える仕組みになっています。
その背景には、近年のクレジットカードのセキュリティ強化があります。
現在は、EMVという国際標準の決済規格が普及し、以前よりも不正利用がかなり難しくなっています。
具体的には、
など、仕組み自体が大きく変わっています。
以前は、スキミングによってカード情報を抜き取られ、そのまま不正利用されるケースが問題になっていました。
ですが現在は、仮に情報を読み取られても、簡単には悪用できない仕組みになっています。
つまり、
「カード情報をコピーされても、カンタンには悪用できない」時代になったといえるでしょう。
こうしたクレカ自体のセキュリティ向上によって、
という点も、普及を後押ししている理由の一つと言えそうです。
クレカのタッチ決済がここまで広がった背景には、
という、利用者・店舗・カード会社、それぞれにメリットがあることがわかりました。

単純に「便利だから流行った」というだけではなく、社会全体としてメリットが大きかったからこそ、一気に普及したのかもしれません。
新しい技術が急速に普及していく背景には、利用者の利便性や、事業者側の都合だけでなく、関連する各方向のメリットが重なることが重要なんですね!