Powered by GOV

ゴビロゴ
           

充電不要で使えるスマートリング「EVERING」が人気急上昇!売れてる理由を検証してみた!

今年(2025年)になって、スマートリング「EVERING」が想定より売れている!というネットニュースが出ていました。

⇒ 決済できる指輪「EVERING」、幅広い層から支持 「利便性」「デザイン性」を両立(yahooニュース)

一般的にスマートリングといえば、心拍や血中酸素濃度、体温などを計測したり、睡眠状態を計測したりと、健康管理に使用するタイプが大半です。世界各国でもスマートリングは普及が進んでいますが、売れ筋はこの健康管理タイプ
ところが、「EVERING」は、決済機能付きのスマートリングで、タッチ決済に特化したリングともいえます。健康管理には対応していません。
なのになぜ売れているのでしょうか?気になったので調べてみました!

※以前から一部スマートロックと連携しドアキーとしての使用も可能でしたが、2025年9月より大手住設メーカーのスマートロックシステムとの連携も始まり、玄関ドアのキーとしてのサービスも拡充されています。
⇒ 決済スマートリング「EVERING」が、LIXIL「FamiLock」に対応開始(PR Times)

最近人気の理由は「充電不要!」に加えて「デザイン性がアップ!」

「EVERING」が人気の理由の1つが充電不要なこと。

デジタルデバイスというと「電池が切れると使えない、、、」というイメージありますよね。
充電を忘れてはいけないというストレスから解放されるのは、大きな魅力です。
そして、新しいラインナップが加わって、リングとしてのデザイン性が大幅にアップ
おしゃれ感覚で購入する方も増えているようです。

スマートリングなのに、なぜ充電不要なの?

「EVERING」は他のスマートリングのような健康管理の機能がありません
健康管理のためには、生体データを計測するセンサーを搭載する必要があり、そのセンサー動かすためにはバッテリーが必要です。
健康管理機能を備えたスマートリングは、1週間に1回程度の頻度で充電が必要なものがほとんど。
ですが、「EVERING」はセンサーが搭載されていないので、バッテリーが不要=充電も不要なのです。

バッテリー不要なのに、どうやって決済してるの?

スマートリングという呼称から「電力で動いている」印象を受けますが、仕組みは「ICカード」と同じです。
クレジットカードや交通系ICカードで決済していたものを、カードではなく装着しているリングで決済ができるようにした!ということ。(※EVERINGは、VISAのタッチ決済に対応)

カードを「ピッ」とかざすのと同様なので、電源は不要ですよね。

リングをかざすだけで決済できる「EVERING」は、どんな人が買ってるの?

2025年になって、全国のドコモショップで取り扱いが拡大されました。
リングという性質上、サイズ選びが難しく、ネット販売の場合は、

  1. リングサイザーを購入してサイズを測る
    (リングサイザーの代金分はリングの購入時にクーポンとして利用可)
  2. サイズを決めて購入

という流れになります。
「とりあえず試してみる」にはハードルが高いという印象です。

ドコモショップで、どんな人が買ってる?

実店舗での取り扱いは以前から一部のドコモショップや大手家電量販店でも行われていましたが、2025年3月に全国のドコモショップで購入できるようになりました。これにより、より気軽に手に取って試せる機会が増え、購入者の増加につながったと考えられます。

増えているという購入者層については、

・年齢層は20代~60代と幅広く、「便利さ」「おしゃれ感」で購入を決める方が多い

との記載があります。(上記ニュース記事参照

また、デザインラインナップの拡充と共に、2025年3月からドコモの月額の定額プランもリニューアルされ「試しやすい選択肢」が増えたことも、購入ハードルを下げた要因といえそうです。
この、「おしゃれ感」と「毎月少額払いのサブスク利用」が可能な点が「まずはちょっと試してみたい」層に響いていると考えられます。

ここで気になったのは、現在どんな決済方法のユーザが「EVERING」を購入しているのか?ということ。

はてなの人

スマートウォッチでタッチ決済と「EVERING」のリング決済って何が違う??

クレジットカードやスマートフォンの決済の場合、わざわざカードを財布から出したり、スマホを鞄から出したりする必要があります。
一方、スマートウォッチもリングもウェアラブルなので、何かを出したり手に持ったりする必要はありません

支払い時に端末をピッとかざすだけで「タッチ決済」が可能。
そのため、両者に大きな違いはない
ように思えます。

仮説:「EVERING」購入者は、スマートウォッチ非ユーザ層??

「EVERING」の購入者が、購入時にどんな端末を利用している層なのか、詳しい情報は公開されていません。
ですが、「ウェアラブル端末」であるスマートウォッチのユーザとは「重ならないのでは?」と推測します。

★以前は充電切れを嫌うスマートウォッチユーザが主な購入者??2021年に販売開始された「EVERING」。代表の川田氏によるプレゼン資料(2023年11月)によると、
スマートウォッチのユーザが7割程度占めていたとの記載がありました。
 ⇒ プレゼン資料はこちら(PDF)

スマートウォッチの充電切れ体験による不安の解消から、リングで決済できる「EVERING」を購入する人が多かったとのこと。
発売当初の購入者はスマートウォッチと併用するユーザが多かったと見受けられます。

勝手に推測してみた!EVERING購入者はこんな3タイプ??

  1. 新しいもの・ガシェット大好き層
  2. 充電切れを回避したいスマートウォッチユーザ
  3. 何も出さず、とにかくレジでカンタン決済したい層

購入者のタイプを勝手に推測してみましたが、実際の傾向は今後明らかになっていくでしょう。

この先、EVERINGの購入者が増え続けるのか、はたまた別のタイプのスマートリングが主流になるのか、、、、どうなっていくのでしょうね!
引き続き動向を見守りたいと思います。

⇒ この記事をシェアする
この記事を書いた人
お問合せはこちら

株式会社ゴビ
TEL:075-315-3693(平日10:00~17:00)Email:tecco@go-v.co.jp