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RFIDの導入にRFIDプリンタって必要なの?

RFIDの導入を検討される際に、「タグにデータを書き込むにはどうしたらいいの?」「データを書き込むには特別な機器がいるの?」といった、データの書き込みに関する質問を多くいただきます。

今回は、RFIDタグにデータを書き込むにはどういう方法があるのか、RFIDプリンタってどういうものか、ざっくりご紹介します!

タグへデータの書き込み実施の方法は、主に2パターン
 【A】 タグの購入時に、予めデータを書き込んで納品してもらう
 【B】 自社でタグにデータを書き込む

弊社のお客様の多くが、【A】のデータを書き込んだ状態で納品 を希望されます。
【B】の自社でタグにデータを書き込む場合は専用の機器が必要です。

「RFIDリーダライタ」と「RFIDプリンタ」 の違い


【B】の場合、RFIDタグにデータの書き込みが可能な機器は、「RFIDリーダライタ」と「RFIDプリンタ」。

RFIDリーダライタとは、
 ① RFIDタグのデータの読み込み と、
 ② RFIDタグにデータを書き込み が出来る機器。

据置型からハンディまで多くの商品があり、市販の商品で安価なものだと3万円程度から販売されています。

RFIDプリンタとは、
 ① RFIDタグのデータの書き込み  と、
 ② タグラベル表面の印刷が可能 なもの。

RFIDプリンタは、データの書き込みと同時に、RFIDタグラベルの表面に印字できるのが特徴です。
一般的なラベルのように、表面に必要な情報(商品名、個数、バーコード等)を多く印字でき、またRFIDの書き込みも出来るためとても便利です。
ですが、通常は50万円程度~で高額なため、導入する現場はまだまだ限られています。

「RFIDを導入したい!」→「RFIDプリンタを導入しよう」になる現場の特徴は?

① 既にラベルプリンタ(RFID無し)を運用している。

通常の作業に「RFID」タグをプラスすることで、別工程の作業にも活用が可能な場合です。

例えば、ラベルを貼られたモノの数量の把握や、モノの所在(この辺りにあるか)を把握したい場合、RFIDなら、少し離れたところからザッと一括で読み取りが可能(※UHF帯の場合)なので、数量が間違っていないか、間違ったものが混入されていないかを、カンタンに確認することが可能です。

RFIDタグをラベルとは別で導入することももちろん可能ですが、既にラベルプリンタを導入してモノに貼付する現場であれば、少し高価でもRFIDタグ付きのラベルに変更することで、手間を増やさず、効率アップが可能!

現場によっては、少し高価であっても、メリットがコストを上回ることも多く、その場合は導入が進んでいます

② 流通用商品タグ、リネン用のタグなど、現場で頻繁に新規発行が行われる。


RFID付きの商品タグはユニクロが有名ですね。
アパレル商品やリネンは、商品ラベルや管理用に新規のラベル(タグ)を付けるのが一般的で、金属や水分を含まない素材のため、RFIDタグとも相性が良いです。このような現場であれば、ラベル印刷と同時にRFIDの書き込みをすることで、時間や手間を増やさず、かなりの効率アップが期待できます。(※アパレル商品タグやリネンのタグは UHF帯 のタグが使用されています)

アパレル用商品タグはRFID(UHF帯)付きが普及!
ユニクロを始め、最近はRFID付きの商品タグがかなり増えています。アパレルで使用されるRFIDタグは、一括読取が可能なUHF帯のタグ。バーコードは、一点ずつバーコードを読み取りますが、RFIDなら複数まとめて読み取ることが可能です。ユニクロのセルフレジや、棚卸しなどに活用されています。

RFIDプリンタって、どんな種類があるの?

RFIDプリンタは、ラベルプリンタにRFID書き込み機能が追加された機種が一般的で、カードサイズ程度のラベルのロール紙タイプが多く普及しています。
このように製品の動向からみても、ラベルプリンタを導入されている現場のプラスアルファとしてRFIDプリンタに切り替える現場が多いといえます。

しかし、最近、A3用紙まで印刷できる複合機が発売されました。
A4サイズのピッキングリストや作業指示書、工程管理書など印刷して使用している現場で、それらの用紙にRFIDタグが加わることで、完成品やモノの管理に活用することも可能です。

RFIDプリンタはまだまだ高価ではありますが、コストに見合った効果が見込めれば、導入メリットは大きいです。

是非一度ご相談ください!

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